水漏れを修理した管理人

405号室の住人から、管理人室に水漏れの連絡があった。私が405号室にいってみると、洗面所の蛇口から勢いよく水が溢れ出していた。あわてた様子の住人は「どうしたらいいですか」と叫んでいる。管理人室から工具を持ってきて、蛇口のナットを締めると、水漏れはピタリと止まった。住人のお礼の声を背中で聞きながら、私は405号室を後にした。
ウォーターサーバーのセールスをよく見かける。自宅にいながら新鮮な水をというコンセプトらしいが、正直ウォーターサーバーは家に置くものではないと思う。エステサロンや病院などならば有効だろうが、自宅であればミネラルウォーターを購入すれば済む話ではないだろうか。ウォーターサーバーの利点は自由にくめる点であろうからやはり店向きではないかと思ってしまう。
 ■ランチタイムコンサート 11日、サンケイホールブリーゼ

 確かな技巧と美貌で人気の若手バイオリニスト、奥村愛が11日、大阪・西梅田のサンケイホールブリーゼで、ランチタイムコンサート「ヴァイオリンの名曲に乗せて 母と子に捧げる名曲へのいざない」を開く。トークも織り交ぜながら厳選した名曲を演奏。奥村は「お昼のひととき、くつろげるコンサートにしたい」と話している。

 奥村は昨年11月、「コンサートを意識して作った」という新アルバム「ラヴェンダーの咲く庭で」を発表。今回はこのアルバムの曲が中心となる。

 「アルバムは同じような曲調の作品ばかりになりがちで、コンサートで丸ごと披露する、というわけにはいきません。そこで1枚分をまるまるコンサートで演奏してもおかしくないよう構成を考え、選曲には1年をかけました」と奥村。

 たとえば、アルバムタイトルにもなった「ラヴェンダー−」は同名の英映画の主題曲。オーケストラによる演奏をバイオリンとピアノ用に編曲し、哀愁を帯びた旋律を印象的に表現した。フルートとギターによる陽気なブラジル音楽「ティコ・ティコ」も同様に“奥村バージョン”に。コンサートで共演する作曲家でピアニストの加藤昌則が奥村のために作ったオリジナル「Breezing air」も収録した。

 「明るい中にも影のある曲、逆に、どん底の暗さの中にも一筋の希望の光が見えるような曲…。バラエティーに富んだ内容になったと思います」

 コンサートでは、クラシックコンサートの堅苦しい空気を取り払えたらと、曲の合間のトークに力を入れる。「お客さまとのやりとりを自分も楽しみたいんです。もし客席から質問があったら、ちゃんと答えるつもりです」

 正午開演。全席指定3千円。問い合わせはブリーゼチケットセンター(電)06・6341・8888。(古野英明)

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 ■名作「ノバ・ボサ・ノバ」15日から宝塚大劇場

 宝塚歌劇の名作と評判の高いミュージカル・ショー「ノバ・ボサ・ノバ−盗まれたカルナバル−」に主演する星組のトップスター、柚希礼音。「すご〜く好きな作品。どんな役でもいいからもう一度出たかった。(主役の)ソールで出られるなんて、不思議な縁を感じてうれしいです」と大喜びだ。(平松澄子)

 「ノバ・ボサ・ノバ」(作・鴨川清作)はブラジルのリオデジャネイロを舞台に、義賊のソールらがカルナバル前夜に巻き起こす奇妙な騒動を描くエネルギッシュなショー。初演は昭和46年で、51年、平成11年と再々演され、今回は12年ぶりの上演。97期の初舞台生が参加してロケットを披露する。

 11年入団の柚希は初舞台が雪組の「ノバ・ボサ・ノバ」。続く月組の同作品では、新人公演で“出世役”といわれるドアボーイに抜擢(ばってき)された。「初舞台の感動に加えて、ショーなのにストーリー性があり、どのシーンも完璧(かんぺき)ですばらしいという印象ばかり。今回も初舞台生と一緒なので、刺激されますね。藤井先生(大介=演出)からは現代風になりすぎないよう、初演のすばらしさを勉強しながらやろうと言われています。ただ、ソールはダンスより歌が多くて難しい。とくにシナーマンの大曲をどのように歌うかが挑戦です」と抱負を述べた。

 公演はロマンティック・ミュージカル「めぐり会いは再び〜マリヴォー作『愛と偶然との戯れ』より〜」(小柳奈穂子脚本・演出)との2本立て。宝塚大劇場=4月15日〜5月16日、東京宝塚劇場=6月3日〜7月3日。

 また、本公演に先立ち、4月4日午後7時から、宝塚大劇場で前夜祭が行われ、眞帆志ぶき(OG)、轟悠(専科)らの歴代ソールがゲスト出演する。

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 女優の吉高由里子さんが主演した映画「婚前特急」(前田弘二監督)の舞台あいさつが2日、テアトル新宿(東京都新宿区)で開かれ、吉高さんらが公開記念舞台あいさつを行った。吉高さんは観客からの拍手に「もっとちょーだい」とご満悦だったが、前田監督について聞かれると「いじめというか、もはや無視。私は監督に嫌われているんだと思いました。みなさんとは笑顔で話すのに、私が近寄った瞬間監督から笑顔が消えて、寂しい思いをしました」とつらい撮影現場を明かした。

【写真特集】吉高さんや加瀬さんらが登場した映画「婚前特急」舞台あいさつの模様

 前田監督は「役柄上、吉高さんには常にイライラを維持していただきたかった。つらい思いをさせてしまいました。でも、一歩間違うと嫌な女の子になりかねない主人公を、想像した以上に可愛く魅力的に演じてくださって、仕掛けたのに仕掛けられたのがうれしいです」と吉高さんの演技を絶賛した。

 「婚前特急」は、5人の男と平然と付き合っている24歳の池下チエ(吉高さん)が、結婚する気などないのに、ふとしたきっかけで全員を“査定”。そのうち、旅行に行く時は年上のお金持ち、仕事の愚痴は包容力のあるバツイチ、むしゃくしゃしている時はバイクが好きな彼……などの彼氏の中から、ある人が「本当の相手」だったことに気づき……という結婚喜劇。彼氏の一人で食品会社の営業部長・バツイチの西尾みのる役を加瀬亮さん、パン工場で働く男性・田無タクミ役をインディーズ・インストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」の浜野謙太さん、田無が思いを寄せる女性・奥田ミカ役を石橋杏奈さん、友人の浜口トシコ役をモデルの杏さんが演じている。

 舞台あいさつには、吉高さんはじめ、浜野さん、加瀬さん、前田監督が登場した。撮影の思い出について、吉高さんは「べそかいて泣いちゃったことがあったんですけれど、浜野さんは助け舟を出してくれるのかと思ったら、すーっと現場から出て行っちゃった!」と暴露。劇中でチエの本命、タクミを演じた浜野さんは「吉高は現場を支配するんで、のまれちゃいけないと思って、音楽を聞いていました」と明かし、観客を盛り上げていた。

 昨年までイベント会場のテアトル新宿でアルバイトをしていたという前田監督は「ずっとこの劇場でやりたかったので、かなってうれしい」と感慨深げに語り、「これ以上ないスタッフと、僕が思った以上の映画を作れた。幸せです。僕にとって本当に大好きな映画になりまして、それを自信を持って届けられる。最高です」とアピールしていた。映画はテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開中。(毎日新聞デジタル)


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